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2024年2月 9日 (金)

憶え間違う

以前に「弱雨と小雨」という題で雑想しました。天気予報の「弱雨」と「小雨」という語、どちらが雨量が少なそうに感じるか、と。

弱雨  小雨

僕は「弱雨」の方が雨量が少なそうに感じるんだけど、天気予報(気象庁?)では逆に使われている。雨量1~3mm/hが「弱雨」で、雨量0mm/hが「小雨」と。この使い方はいつまでも馴染まない。つい反対の方を思い浮かべてしまう。 弱雨と小雨

 

つい反対の方を思い浮かべてしまう語が、もう一つある。

高年式車

中古車に使われる語だけど、現実には新しいクルマほど「高年式車」と呼ばれているようだ。いやいや、反対だろう。ニンゲンで云えば古いニンゲン、歳が行ってるニンゲンほど「高齢者」なわけで、それに馴染んでいるから「高年式車」と聞くと古いクルマを思い浮かべてしまう。一度反対に感じてしまうと、その語が出てくるたびに「あれ?どっちだったかな」と迷ってしまうのだ。ふむ。今からでも古いクルマ=高年式車に変更してもらえないだろうか (^〇^)

 

最初に間違えて憶えてしまってからというもの、出てくる度に「あれ?どっちだったかな?」と迷い続けている語は他にもある。

エラストマー
エストラマー

アニミズム
アミニズム

どちらが正しいか分かりますか? て普通は間違わないのでしょうね (^^; この他にもいくつかあったのだが、いざ思い出そうとすると出て来ない。外国語のカタカナ表記に多いかも。その点、漢字ならパッとその字義から覚えられるので間違うことはない。「カエル」ではどのカエルか分からないが、帰る、返る、換える、買える、変える、代える、還る、替える、孵る、飼える、蛙、と漢字が入れば瞬間にどのカエルかが分かる。

 

いやいや、漢字が入っても「弱い」と「小さい」のように、どちらが少ないのか分からないこともあるか (^o^)

  

  

  

2024年2月 2日 (金)

立春のこと 暦のこと

暗く寒い冬を過ごす中で「節分」そして「立春」の声を聞くと気持ちが少し暖かくなります。「春」という字を見ただけで気持ちが春めくようです。

節分は年に4回ある
今年の節分は2月3日で、節分の翌日が立春です。節分というのは文字通り、季「節」の「分」かれ目。日本には季節が4つありますから、分かれ目も4つ、それぞれが「節分」です。でも他の3つの節分は影が薄く、立春の前の節分だけが大きく扱われているのは、他の季節に比べてそれだけみんな春が待ち遠しいのでしょう。

新しい年の始まりは?
毎年のことなのですが立春になると「暦」について考えます。立春と云うと新しい一年が始まるような印象を持つのですが、旧暦の1月1日(元旦)は今年は2月10日にあたります。2月4日の立春と2月10日の旧暦元旦。さてどちらが一年の始まりにふさわしい? 日付でいうと旧暦の元旦に分がありますが、実際の気候にどれだけ沿うかというと結構前後しているのです。

太陰暦は季節とズレる
調べてみると近年で一番早かった旧暦元旦は1月22日(2023年)、一番遅かった旧暦元旦は2月16日(2018年)となっています。その差は3週間以上ありますから、同じ旧暦元旦と云えどその日の気候は随分ちがいます。というのも旧暦の日付は太陰暦つまりお月さまの満ち欠けを元にしているからです。お月さまの満ち欠け1サイクル(ほぼ30日)を1ヵ月とし、毎月1日が新月で、15日がおよそ満月。これはこれで分かり易いですよね。テレビなど無かった時代に「今日は何日だっけ?」と思って、お月さまの形や位置を見ればだいたい分かる (^o^)

太陽暦は季節に沿う
一方で立春はたいてい2月3日か2月4日で、ほぼ動きません。これは立春や春分、夏至や秋分などの二十四節気は地球と太陽の位置関係、つまり太陽暦を元にしているからです。それは明治の改暦で採用された現在のグレゴリオ暦と同じで、旧暦=太陰暦のような印象がありますが、じつは日本人は昔から太陰暦と太陽暦の両方を活用していたのです。

旧暦は太陰太陽暦だった
ということで日本の旧暦は太陰暦ではなく、正しくは太陰太陽暦だった。両方をうまく使いこなしていた。元旦や桃の節句、端午の節句、七夕などの行事や祭事は日付を元にした太陰暦で。農耕など気候に大きく影響されることは太陽暦でと、上手に使い分けてたんですね。すごいぞ日本人!(≧∇≦)ノ

旧暦のお正月と小正月
今年は2月10日が旧暦の1月1日にあたると書きました。お正月に歳神様に来ていただく目印として玄関に取り付けた注連飾りは小正月の1月15日に神社へ納めて焚き上げていただきます。これを大阪では「とんど焼き」と云いました。京都では濁って「どんど焼き」と云うようです。ではなぜそれが1月15日なのか? ここで太陰暦を考えると、旧暦の15日は十五夜です。つまり旧暦1月15日は新しい年になって初めての満月(ほぼ満月)ということになります。この「初めての満月の日」というのがどこかに作用しているような気がするのですが、さてどうでしょう。

 

 

 

2024年1月19日 (金)

不調FCRキャブのリペア (2)

さて年末にKEYSTERさんのFCR逆転蘇生キット(+燃調キット)が届きました。

 

Dsc09981
これがそのキット。外観ですが (^^;

 
KEYSTERさんでは逆転蘇生キットのみの販売はされていません。必ずFCR燃調キットもセットになっています。というのも逆転蘇生キットを装着するためにはインターミディエイトボディを分解する必要があるからです。ここはケーヒンさんでは非分解となっている箇所で、その中に入っているガスケットやOリングは販売されていません。でもKEYSTERさんの燃調キットにはそれらが含まれます。そのほか通常のキャブセッティング用にMJやSJ、ニードルなどが数種類と、あとニードルバルブやPS、ASなどのリペアパーツも付きます。

 

Dsc09985
燃調キットの内容説明書。これに加えてOリング用のグリスと液体ガスケットも付属。

 

Dsc09980
キットの中身です。加速ポンプのダイヤフラムやレバーのブーツも入ってます。

 

Dsc09979
こちらが非分解部分のガスケット類です。

 

ガスケット類は例え密封したままでも時間とともに硬化、劣化してくると思うのですが、そこはあくまで非分解。FCRキャブは基本的にRacing Use Onlyなので、そんなに長いこと使うことは考えられていないのかも知れません。

 

しかし「逆転」「蘇生」ってすごいネーミングですね (^^; 負けている勝負を逆転する。壊れてしまったものを蘇生させる。や、この製品に自信があってこそのネーミングだと思います。

 

Dsc09983
こちらが逆転蘇生キットの内容説明書。

その核となるのは0.1mm厚のステンレス板を曲げて作られたレール(ガイド)です(図の⑤)。そしてこのレールに合わせて作られたジュラコン製のホイール(ローラー)とその中心に嵌めるベアリング。さらには専用工具として純正のベアリングを引き抜くプーラー、新しいベアリングを圧入する治具、非分解部分のボルトを回すレンチがセットされています。や、じつはこの専用工具が用意されているところにもヤラレちゃった感はありますね (^o^)

 

Dsc09973
これが逆転蘇生キットの中身?! (^^;

や、じつは写真を撮る前に装着してしまい、ここに写っているのは外した旧部品と工具のみ (^^; KEYSTERの木片はレールを貼り付ける際の押さえです。看板でなく実用品。

 

そしてキットの核となる肝心のレールは、すでにボディの中。今さら撮れませんので、ヤングマシン・モトメカニックさんの記事からお借りしてきました (^^;

 

Keysterfcrsmallbody05
これがレールとホイール、ベアリングです。(C)モトメカニック

このレールを耐ガソリン性の両面テープでキャブボディに貼り付けるのですが、なんせ0.1mm厚の板ゆえに、位置を間違えると剥がすときに変形するとのことで、慎重に位置を確認しながら貼りました。

 

ということで、作業が終わってから撮った写真を申し訳程度に並べておきます (; ̄― ̄A

 

Dsc09977
こちらは旧いベアリングを引き抜く専用プーラー。

 

Dsc09973b
中央は外した旧いベアリング。軽く回転するけれど片面はかなり汚れていました。

コの字形のアルミブロックは、新しいベアリングを圧入するための専用工具です。

 

Dsc09976
これは外した旧いホイール。

下にあるアルミのハンドルと長い長い六角レンチは、非分解部分の六角穴ボルトを回すための工具です。

 

 

さてさて、逆転蘇生キットを装着して、文字通り逆転蘇生できたのか?!

 

 

結果は、、、 はい、できました!(≧∇≦)v

 

スロットルバルブの動きを想像するに、今までは少しだけ開けるとローラーがボディの凹みに入ってしまってエンジン回転が上がり、そのままスロットルグリップを戻してもバルブは凹みに入ったままで戻らず回転が高止まり。軽く煽ってやることで勢いがつき戻っていたのだと思います。その凹みがステンレスのレールでカバーされて、バルブがスムーズに上下するようになったのだと思われます。

 

これで長年の懸案が解消されました。でめたし、でめたし (^_^)

 

しかし繰り返しになりますが、ボディにできた凹みを解消するレールのキットが複数社から製品化されているということは、これはFCRの持病というか弱点なのでしょうか。一方で何十年、何万キロと使っているけど自分のは大丈夫(byうだサン)という声もあります。昔のボディは硬かったとか?!(≧∇≦)ノ

 

追記:
今回の相談と原因究明を機にNAGさんでは浮動バルブ自体の形状を見直して、そもそもボディを擦り減らさない(凹ませない)バルブの開発を始められたそうです。対症療法でなく根本から治療する。NAGさんらしい取り組みですね。

 

 

 

2023年12月30日 (土)

不調FCRキャブのリペア (1)

12月の暖かな日にNAGさんに駆け込み、アイドリング不調の原因究明をしていただきました。結果として、スロットルバルブはしっかり下まで下りているけれど閉じ切っていない=前後に隙間がある、ということが分かりました。その顛末をFBで報告していましたら「リップシールは消耗品、定期交換を」とか「浮動バルブも消耗品」という声をいただき、ふむ、なるほど、とリペアパーツを手配しました。

・リップシール/小型用 1099-816-6001 @480

・浮動バルブ/小型用 1609-801-2101 @6,600

そういえば以前Shige-RXさんにお世話になってこれらを一度交換していました。その節はありがとうございました。

 

また、スロットルバルブのローラーもガタがあったので(新品の状態は分かりませんが)これも注文しました。

・ベアリング 1119-803-7002 @420

 

ちなみにうちのFCRはすでに20年、5万kmも使っています。レーシングキャブだというのに (^^;

 

 

Dsc09673
これが届いたリペアパーツです。

 

では早速に新旧比較。まずはリップシールから。

 

Dsc09687
新しいシールは弾力があり、浮動バルブが1枚分ほど浮いています。

 

Dsc09688
対して旧い
シールだと、浮動バルブの厚み半分くらいしか浮きません。

ふむ、これは改善が期待できるぞ (^_^)

 

次は浮動バルブ自体の新旧比較。

 

Dsc09689
旧い方(左)は下側に擦れた痕があります。

ふむ、これは改善が期待できるぞ (^_^)

 

続いてベアリングのガタも比較しましたが、新品にも同じくらいのガタがありました。まぁせっかく注文したし交換しておきましょうか。

 

 

それではとワクワクしながら新しいパーツに換え、期待とともにキック! エンジン始動。

 

・・・あかん、症状は改善せず (つд;)グスン

 

こうなると残るは、スロットルボディの摩耗。スロットルバルブに付いている4つのローラーがボディを擦ることで、ボディに凹みができるという。凹みができるとスロットルバルブがそこに引っかかってスムーズに動かなくなる。これがFCRの弱点とか。特にローラーの回転が渋くなると摩耗し易いと。幸いうちのはローラー4つともスムーズに回っているのだが。

 

 

で、恐る恐るボディの内側、ローラーの通り道を観察してみる。

 

Dsc09900ba
ありゃりゃ。一番下の辺りが明らかに凹んでますがな (; ̄― ̄A

 

Dsc09909ba
右側のキャブにも同じように凹みがありますよ (ToT)

 

 

これで一巻の終わりかと思いきや、再生キットが複数の会社からリリースされています。

・共立工芸さんのSEPベアリングガイド

・KEYSTER 岸田精密工業さんのFCR逆転蘇生キット

これらが製品化されているということはつまり、FCRのボディ摩耗は普通に起こっているということか。ふむ。

 

この二つの製品について雑誌の紹介記事ユーザーさんのブログを精読し、しばし考え、お馴染みKEYSTERさんのキットの方を注文しましたよ (^^;

 

つづく。。。

 

 

 

2023年12月11日 (月)

FCRキャブ不調の原因究明

黒影号のキャブの不調が長いこと気になってました。まぁ走行中は特に影響を受けないので大きな問題ではないのだけれど、でもスッキリしない。何とかしたいといろいろ試してきました。

症状としてはアイドリング1200rpmからスロットルを微かにそうっと開けるとエンジン回転がグイーンと2000rpmまで上がり、スロットルを戻しても回転はそのまま高止まりしてしまう。で、軽くブリッピングしてやると1200rpmまで下がる。交差点などで停止する度に回転が高いので軽くブリッピング、いつしかそれを無意識にやるようになってました。

自分では原因を絞り込めず、どこかから二次エアを吸っているのではないかとか、スロージェットやエアスクリュー、ニードルなどのセッティングがズレているのではないかとか、いろいろ考えてしまいました。キャブのスペシャリストであるNAGさんにも何度か相談し、診てもらってもきたのですが、NAGさんに行くと症状が出なくなったりで、なかなか解消しませんでした。

NAGさんの見立ては最初から「スロットルバルブの戻り不良」でした。その原因でよくあるのがスロットルパイプやグリップゴム、そしてスロットルケーブルなどの余計な抵抗。それらを確認し清掃、潤滑してやり、またリターンスプリングが強くなるようにセットしてやっても症状は改善しなかったので、先日あらためてNAGさんに現車を診ていただこうと高速道路をひた走りました。

 

Dsc09651
滋賀県の多賀SAで一回休み。やっぱり高速道路は楽しくない (^^;

 

NAGさんに到着し、まずは症状のチェックから。幸い症状がちゃんと出て(笑)それからお昼を食べながら原因や対策を考えます。そして午後からいよいよ原因究明に入りました。

 

Nag1209a
自分でできる作業は自分で、それがNAGさん流。 photo/NAGさん

その上で要所にNAGさんのチェックが入ります。スロットルのプーリー=シャフトはしっかり戻っていることを確認。つまり操作系に余分な抵抗はない。となると残るのはスロットルバルブ自体のガタだけど、上下のガタは無さそう。あとは前後のガタ。試しにキャブのトップキャップを開けてエンジンを掛け、スロットルバルブを指で前方へ押し付けてやると、高止まりしていたエンジン回転数が下がります。ふむ、やはり前後にガタがあるのが原因だとなりました。

 

Nag1209b
後頭部が写らないように配慮して撮影 (≧∇≦)ノ photo/NAGさん

FCRはスロットルバルブ本体の前に浮動バルブが付いていて、その間をリング状のリップシールが埋めています。このシールがヘタっているのか。あるいはスロットルバルブに付いている4つのコマ(ローラー)のうち別体になっているコマにガタが出ているのか。それとも浮動バルブの下端が擦れて僅かに減っているのか。それらのどこか、またはいくつか重なって前後のガタになっているのだろうとの診断に。

 

まずはリップとコマを新調してみましょうかね、それぞれ数百円だし(^o^) それでダメなら浮動バルブの新調か。これは7千円×2個になるけれど。さらにスロットルバルブ本体の新調となると16千円×2個になる (^◇^;) まぁ段階的に試して行きましょう。

とりあえずNAGマジックで応急処置していただくと、ゆっくりとだけれど回転が下がるようになりました。前後のガタが原因なのは間違いなさそう。そしてすっかり日も暮れてしまった中、念のためにと試走に出ます。や、帰りに止まってしまったりしたら大変だからね。NAGチューンのスーパーカブに先導いただくが、このカブがめちゃパワフルで、上り坂もガーっと上がっていくのには驚きました (≧∇≦)

 

NAGさんを出たのは18時過ぎ。帰りも高速をガーっと走り、多賀SAで一回休んで21時前に無事帰宅。12月にしては暖かい日だったけど、陽が落ちてからの山間部は寒かった~ (゚д゚lll) NAGさん、本当にいろいろとありがとうございました。

 

 

 

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